愛知県豊橋市に拠点を構える「山内社会保険労務士事務所」では、社会保険労務士として障害年金の受給するためのサポートを行っております。

今回は、障害年金をスムーズに進めるためのポイントについてご紹介いたします。

〇必要書類の事前準備と整理
 障害年金の申請では、診断書や病歴・就労状況等申立書、年金記録関連の書類など多くの資料が必要です。特に診断書は、障害認定日や現在の状態を正確に反映するものでなければならず、主治医との連携が重要です。記録の不備や記載内容の不整合があると、審査が遅れる要因となるため、申請前に書類の内容を丁寧に確認・整理することが求められます。

〇初診日の特定と証明の確実化
 障害年金では「初診日」が非常に重要な要件となります。初診日を証明できる医療機関の受診記録がなければ、申請自体が認められない場合があります。そのため、当時のカルテや紹介状、診察券などを探し、証拠となる資料を確実に確保しておくことが必要です。もし医療機関が廃院している場合は、関連病院の紹介状記録や健康保険証の履歴など、他の手段で証明する工夫が欠かせません。

〇専門機関の活用と相談体制の構築
 障害年金の申請は手続きが複雑で、書類の書き方ひとつで結果が左右されることがあります。そのため、年金事務所や社会保険労務士など、専門知識を持つ機関に早い段階で相談することが有効です。また、自身や家族だけで悩まず、地域の相談支援センターや福祉事務所を利用することで、スムーズに申請が進みやすくなります。

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